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【管理者向け】「工場 熱中症対策」ギモン解決BOOK ~Ne-Ketsu(ネッケツ)~ » 工場の熱中症対策【事例集】 » 金属メーカー

金属メーカー

日本経済を支える「モノづくり」は、日々各地にある工場で我々の生活に必要なものを製造し続けています。よい製品を世の中に送り続けるためにはそこで働く人々の労働環境をよい状態に維持する必要があり、中でも熱中症対策はしっかりと講じなければいけません。ここでは金属メーカーにスポットライトをあて、熱中症の課題や対策事例を紹介します。

目次

「金属メーカー」における熱中症対策の課題

作業現場では暑さだけではなく、輻射熱の影響もある

熱中症という言葉を聞くと炎天下や熱がこもった環境を思い浮かべる方が多いと思いますが、作業現場においてはそういった状況だけが気を付けるべき点ではありません。

モノづくり現場においては金属を加工するような場面が多くありますが、物体を加工する時に温度が高くなると電磁波を出し周囲に熱を伝えます。この現象を輻射といいますが、その際に伝わる熱が輻射熱です。

もちろん室温や気候の影響による「暑さ」も注意しなければいけませんが、この輻射熱の影響にも注意が必要です。

空調服では熱い空気や粉塵が入っている可能性がある

空調服は熱中症対策に用いられる手段の一つですが、これはエアコンではなく空気を回すためのものですから、熱い空気は熱いままです。また、小型ファンによって外気を取り込み循環させるという仕様上、ほこりや粉塵などが巻き上がる環境では、

空調服の場合、粉塵が入ってくることが想定されるので、注意が必要となります。

エアコンだけでは効果が限定的

エアコンを使用すると室内の温度を下げることが可能です。しかしながらエアコンはその機種によって空調機能が行き届く範囲が異なります。機能と設置する部屋の広さが見合っていれば効果的であるといえますが、故障なども想定して複数の熱中症対策を組み合わせることをおすすめします。

「金属メーカーに向いている熱中症対策(設備やウェア)は?」

具体的な熱中症対策としては、大型空調などの設備やファン付き作業服などのウェア類が挙げれれます。これらの冷却効果や商品の特性などをリサーチし、どの設備・ウェアが食品工場に向いているのかをリサーチしてみました。

種類 冷却効果 食品工場に向きor不向き?
設備

全体空調・大型エアコン

20~45℃

△
  • 衛生服を着ていると効果が薄い
  • 送風が食品に影響を与える可能性も

ゾーン空調

20~45℃

△
  • 衛生服を着ていると効果が薄い
  • 送風が食品に影響を与える可能性も

スポットクーラー

25~55℃

○
  • 地下水を利用し非常に冷たい空気を送風
  • 排熱が無いため気温上昇が防げる

ミストファン

20~40℃

△
  • 衛生服を着ていると効果が薄い
  • 霧が食品に影響を与える可能性も

冷風扇・冷風機

20~40℃

△
  • 衛生服を着ていると効果が薄い
  • 送風が食品に影響を与える可能性も

チラー水冷式身体冷却システム

25~55℃

◎
  • 衛生服の中を半永久的に冷却
  • 風が発生しないので食品への影響なし
ウェア

保冷材・ドライアイス付きウェア

20~55℃

○
  • 保冷材で2時間程度の冷却が可能
  • 風が発生しないので食品への影響なし

ファン付き作業服

20~40℃

△
  • 熱が籠ると効果が薄い
  • 送風が食品に影響を与える可能性も

氷水式ウェア

20~40℃

○
  • 保水量次第で2時間程度の冷却が可能
  • 風が発生しないので食品への影響なし
編集チームより

熱中症対策はさまざまなものがありますが、金属メーカーにおける設備は「チラー水冷式身体冷却システム」、ウェアは「保冷材・ドライアイス付きウェア」がおすすめです。ただし、一つの熱中症対策だけに頼り切ってしまうとその対策に支障が生じた際にリスクが抑えられないままとなってしまうため、できれば複数の対策を適宜組み合わせておくことをおすすめします。

さらに状況によっては火の粉や「はんだ」などが飛んでくることも容易に想定される業界ですので、ウェアの取り扱いや耐久性・耐火性なども気を付けたいポイントの一つです。先に少し触れたように、空調服については粉塵が入ってきたりする可能性がありますし、輻射熱などの影響も防がなければいけません。そういった金属メーカーにおける熱中症対策としては、「保冷材・ドライアイス付きウェア」がおすすめです。

「金属メーカーの熱中症対策事例」

熱中症対策と一口にいっても、実際の事例を見なければイメージが付かないのではないでしょうか。ここでは金属メーカーにおける導入事例を紹介します。

過酷な現場で十分な冷却効果を

製鋼工場の取鍋耐火物の交換場における事例では、作業後の取鍋が熱を帯びて真っ赤になってしまい、夏場には温度上昇・輻射熱の影響で非常に過酷な現場となっていました。クールベストを採用すると冷却時間が短いうえにその後はむしろ暑くなってしまいますし、空調服は粉塵もあって採用できません。そんな中見つけたフォークリフト用クーラーは、大型送風機と併用することで十分な冷却効果を得られています。チラーは小型で持ち運びが可能なため、今後は天井クレーン作業などにも活用できるか検討しています。

引用元:株式会社鎌倉製作所COOLEX公式HP(https://coolex.jp/case/愛知製鋼株式会社-知多工場-様)
https://coolex.jp/case/%e6%84%9b%e7%9f%a5%e8%a3%bd%e9%8b%bc%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be-%e7%9f%a5%e5%a4%9a%e5%b7%a5%e5%a0%b4-%e6%a7%98/

50度近くまで室温が上がる現場で、しっかりと冷却効果が感じられる

精錬作業を400度にもなる炉の前で行う作業現場の事例では、輻射熱の影響で室内温度が50度近くまで上がるという環境が課題となっていました。スポットクーラーを設置していたものの周辺空気が暑く風量も少ないため、あまり効果を感じられずやむなく作業を中断することが必要でした。そんな中展示会でCOOLEXを見つけ、1週間のトライアルを経て本格的に暑くなる7月に導入したところ、体温上昇を抑えられ冷却効果をしっかりと感じられました。作業者からもばっちり冷えるという声が上がっており、大変満足しています。

引用元:株式会社鎌倉製作所COOLEX公式HP(https://coolex.jp/case/松尾ハンダ株式会社-様)
https://coolex.jp/case/%e6%9d%be%e5%b0%be%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%80%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be-%e6%a7%98/

従来の冷却ウェアと比較にならないほどの冷却効果

溶解された鉄を移送鍋で次工程に移す作業現場では、鍋底に地金が残るためガス溶断により解体を行う必要があります。その作業場は加熱設備に囲まれていることに加え輻射熱の影響も大きく受けますが、連続作業時間が90分になることもありました。COOLEXは出入り業者からのレンタルで使い始めましたが、従来のものとは比較にならないほどの冷却効果を感じました。冷却効果が持続することも大きなポイントです。これらの取り組みを行ったことで、作業環境改善の対策設備として所内の好事例表彰を受けることができました。

引用元:株式会社鎌倉製作所COOLEX公式HP(https://coolex.jp/case/黒崎播磨-株式会社(日本製鉄(株)名古屋製鉄所)
https://coolex.jp/case/%e9%bb%92%e5%b4%8e%e6%92%ad%e7%a3%a8-%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be%ef%bc%88%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%a3%bd%e9%89%84%ef%bc%88%e6%a0%aa%ef%bc%89%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e8%a3%bd%e9%89%84%e6%89%80/

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引用元:鎌倉製作所【公式】YOUTUBE
(https://www.youtube.com/watch?v=E-qiC7LbQHM)

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PUBLIC
RELATIONS
取材協力 株式会社鎌倉製作所 COOLEX事業部
独自のチラー水冷式身体冷却システム

「大空間であっても個人を十分に冷却できる」という熱中症対策の新たなソリューションとして注目を集めているのがチラー水冷式身体冷却システム「COOLEX」。7~20℃の冷水をホース通して専用ウェア内に循環させ、酷暑現場であっても防護服を着ていても作業者個人をしっかり冷却します。同時に複数人を冷却できるシリーズ「COOLEX Multi」もラインナップ。当調査チームはこの「COOLEX」に注目し、商品の詳細や実際の導入事例について取材してみました。


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